事前セットアップガイド

AI駆動開発Claude Code研修 株式会社インフォメーション・ディベロプメント様向け

期限11月9日(月)まで 所要 [60min]前後 作業する場所WSL2のUbuntu 22.04 Day1 2026年11月10日(火)
事前セットアップの分担

貴社の全社手順

ツールを導入する

WSL2、Ubuntu 22.04、OpenJDK 17、Maven 3.9.15、Claude Code、VS Codeと拡張機能を入れます。

このガイド

確かめて、足りないものを足す

入ったものを確かめ、unzipと文字コードの設定を足し、Day1の配布ZIPを展開してブラウザで開きます。

全社手順に無い設定が漏れていると、Day1の最初の演習で止まります。全社手順を済ませた方も、Step 3のunzip、Step 4の文字コード、Step 5のログイン、Step 7の展開は必ず行ってください。Copilot CLIは研修で使いません。入っていても支障はないので、外す必要はありません。

11月9日(月)までに済ませてください。5つの完了条件のどれかがそろわない方は、どのStepで止まったかを、研修事務局へお知らせください。前日までにご連絡いただければ、開始までに解消できます。

7つのStep

上から順に進めてください。待ち時間が大半なので、ほかの作業をしながらで構いません。Step 7で全体がつながっているかを確かめます。

Step中身全社手順との関係
1WSL2とUbuntu 22.04の確認入っている。確かめるだけ
2OpenJDK 17とMaven 3.9.15の確認入っている。確かめるだけ
3unzipとpython3の確認と導入unzipを足す
4文字コードの設定全社手順に無い。必ず行う
5Claude Codeの確認と、研修用の組織でのログイン入っている。ログインを行う
6VS CodeのWSL接続入っている。確かめるだけ
7Day1の配布ZIPの展開と、お題カードの表示新しく行う

Step 1 WSL2とUbuntu 22.04の確認

STEP 1 Ubuntu 22.04のターミナルが開く [5min]
なぜ要るか

研修でClaude Codeを動かすのは、Windowsの中のUbuntuです。貴社の全社手順で入っているはずなので、ここでは確かめるだけです。

手順

Windowsのコマンドプロンプト

スタートメニューでcmdと入れてコマンド プロンプトを開き、次を打ちます。

コマンドプロンプト
wsl --list --verbose

Ubuntu-22.04の行のVERSIONが2なら入っています。行が無いときは、貴社の全社手順のWSL2とUbuntuの導入に戻ってください。

Ubuntuのターミナル

スタートメニューでUbuntuと入れて開きます。プロンプトがユーザー名@ホスト名:~$の形ならUbuntuの中です。続けて次を打ちます。

Ubuntu のターミナル
lsb_release -d
sudo apt update

Ubuntu 22.04で始まる行が出ます。sudoのパスワードは、Ubuntuを入れたときに決めたものです。

確認
  • wsl --list --verboseでUbuntu-22.04のVERSIONが2
  • lsb_release -dにUbuntu 22.04と出る

Step 2 OpenJDK 17とMavenの確認

STEP 2 javaとmvnのバージョンが返る [3min]
なぜ要るか

Day2の配布フォルダは、勤怠・工数管理システムKINTAIのJavaのプロジェクトです。演習はClaude Codeの振る舞いを見比べるので、ビルドは発展課題でだけ使います。全社手順で入っているので、確かめるだけです。

手順
Ubuntu のターミナル
java -version
mvn -v

openjdk version "17.で始まる行と、Apache Maven 3.9.15の行が出れば入っています。

Tipsmvn: command not foundと出たら、全社手順のMavenの節にある~/.bashrcへの追記が済んでいるかを確かめてください。追記したあとはsource ~/.bashrcを打つか、Ubuntuを開き直します。
確認
  • java -versionが17系を返す
  • mvn -vが3.9.15を返す

Step 3 unzipとpython3の確認

STEP 3 unzipとpython3が動く [5min]
なぜ要るか

配布ZIPはUbuntuの中でunzipを使って展開します。全社手順にはunzipが入っていません。python3はUbuntuに最初から入っていて、演習で作る画面をブラウザに配るときと、Day2とDay3のHooksで使います。

手順
Ubuntu のターミナル
sudo apt install -y unzip
unzip -v | head -1
python3 --version

UnZip 6.00で始まる行と、Python 3.10で始まる行が出れば済みです。すでに入っている場合、aptは何も変えずに終わります。

Tipspython3に追加のライブラリは入れません。研修のHooksとツールは、python3の標準の機能だけで動くように作ってあります。
確認
  • unzip -vがUnZip 6.00を返す
  • python3 --versionが3.10系を返す

Step 4文字コードの設定

STEP 4 locale charmapがUTF-8を返す [3min]
なぜ要るか

全社手順には無い設定で、必ず行ってください。Ubuntuの初期状態のままだと、文字コードがUTF-8になっていないことがあります。そのまま進めると、日本語のファイル名や、Claude Codeが書いた日本語が?に化けます。

手順
Ubuntu のターミナル
locale charmap

UTF-8と返れば、何もしなくて構いません。Step 5へ進んでください。ANSI_X3.4-1968など別の値が返ったら、次の3行を打ちます。

Ubuntu のターミナル
echo 'export LANG=C.UTF-8' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
locale charmap

最後の行でUTF-8と返れば設定できています。

確認
  • locale charmapがUTF-8を返す

Step 5 Claude Codeの確認と研修用の組織でのログイン

STEP 5 claudeを起動すると入力欄が出る [15min]
なぜ要るか

研修の主役になる道具です。Claude Codeは全社手順で入っていますが、使うには研修用の組織のアカウントでのログインが要ります。

研修事務局から、研修用の組織への招待のメールが届きます。招待を承認したアカウントでログインしてください。無料のClaude.aiのプランではClaude Codeを使えません。招待が届いていない場合は、セットアップを始める前に研修事務局へお問い合わせください。

手順
Ubuntu のターミナル
claude --version

2.1.300 (Claude Code)のようにバージョンが返ります。数字は導入した時期で変わります。command not foundのときは、全社手順のClaude Codeの節に戻ってください。

続けてログインします。

Ubuntu のターミナル
claude
  • 最初に文字の色の選択(Choose the text style)が出たら、Enterで既定のまま進めます。
  • ログインの方法を聞かれたら、Claude account with subscriptionを選びます。
  • ブラウザが開いたら、招待を承認したアカウントでログインし、Claude Codeからのアクセスを許可します。WSLではブラウザが開かないことがあります。そのときは、ターミナルに出るURLをコピーしてWindowsのブラウザに貼ってください。
  • 許可のあとにブラウザにコードが出たら、コピーしてターミナルに貼り、Enterを押します。
  • フォルダを信頼するかを聞かれたら、↓キーでYes, I trust this folderを選んでEnterを押します。最初はNoの側が選ばれています。
  • ターミナルに戻り、入力欄が出ていれば済みです。
  • /exitと打って、いったん終了します。
組織の選択に気をつけてください。ログインの画面で組織を選ぶ欄が出たら、研修用の組織を選びます。個人のアカウントや別の組織でログインすると、研修の利用枠を使えません。
確認
  • もう一度claudeを起動したとき、ログインを求められずに入力欄が出る

Step 6 VS CodeのWSL接続

STEP 6 VS Codeの左下にWSL: Ubuntu-22.04と出る [5min]
なぜ要るか

研修では、WindowsのVS CodeをUbuntuにつなぎ、VS Codeの中のターミナルでClaude Codeを動かします。ファイルの中身やClaude Codeの変更は、VS Codeの画面で読みます。VS Codeと拡張機能は全社手順で入っているので、ここではつながるかの確認だけです。

手順
  • WindowsでVS Codeを起動します。
  • 左下の><のアイコンを押し、Connect to WSLを選びます。日本語の表示ではWSLへの接続です。
  • 初回はVS Code Serverのダウンロードが自動で始まり、数分かかります。
  • 左下にWSL: Ubuntu-22.04と出たら、つながっています。
  • ターミナル → 新しいターミナルで、画面の下にターミナルが開きます。研修では、ここでclaudeを起動します。
Tips拡張機能のWSL(ms-vscode-remote.remote-wsl)が入っていないと、Connect to WSLが出ません。全社手順のVS Codeの節で入れてください。
確認
  • VS Codeの左下にWSL: Ubuntu-22.04と出る
  • VS Codeのターミナルのプロンプトがユーザー名@ホスト名の形

Step 7 Day1の配布ZIPの展開とお題カードの表示

STEP 7 ブラウザにDay1のお題カードが出る [10min]
なぜ要るか

Day1の演習で使う配布フォルダを置き、ここまでの6つがつながっているかをまとめて確かめます。当日の演習でも、同じ手順で作った画面をブラウザで開きます。

手順

Windowsのブラウザ

教材サイトのトップのDay1の欄からidcc-day1_20261110.zipをダウンロードします。保存先は既定のダウンロードのままで構いません。

Ubuntuのターミナル

Ubuntu のターミナル
cd ~
cp /mnt/c/Users/*/Downloads/idcc-day1_20261110.zip ~/
unzip -o idcc-day1_20261110.zip
rm idcc-day1_20261110.zip
ls ~/idcc-day1

~/idcc-day1ができ、index.html、data、はじめにお読みください.mdが並べば展開できています。ZIPの中身がidcc-day1のフォルダから始まるので、展開先は指定しません。

続けて、お題カードをブラウザに配ります。

Ubuntu のターミナル
cd ~/idcc-day1
python3 -m http.server 8000

Serving HTTP on 0.0.0.0 port 8000と出たら、Windowsのブラウザで次のURLを開きます。

ブラウザのアドレス欄
http://localhost:8000/

「このページがブラウザに出ていれば、事前セットアップの確認は完了です。」と書かれたお題カードが出れば成功です。確かめたら、ターミナルでCtrl+Cを押して止めます。

お題カードが出た状態。この画面が出れば、ここまでのStepはつながっています
図1:お題カードが出た状態。この画面が出れば、ここまでのStepはつながっています

VS Code

WSLにつないだVS Codeでファイル → フォルダーを開くを選び、/home/ユーザー名/idcc-day1を開きます。左のエクスプローラーにdataとindex.htmlが見えれば済みです。

TipsDay2とDay3の配布ZIPも、同じ手順で展開します。どちらも各回の前日までに、教材サイトのトップに置きます。
確認
  • ~/idcc-day1でpython3 -m http.server 8000を動かし、Windowsのブラウザでhttp://localhost:8000/のお題カードが開く
  • VS Codeで~/idcc-day1を開ける

完了条件

CHECK 11月9日(月)までに、5つがそろっていれば準備は完了です
  • VS CodeがWSLにつながり、~/idcc-day1を開ける(Step 6)
  • claudeを起動すると、ログイン済みの状態で入力欄が出る(Step 5)
  • locale charmapがUTF-8を返す(Step 4)
  • ~/idcc-day1でpython3 -m http.server 8000を動かし、Windowsのブラウザでhttp://localhost:8000/のお題カードが開く(Step 7)
  • java -versionが17系、mvn -vが3.9.15を返す(Step 2)

研修中のClaudeの利用量

研修では、研修用の組織の利用枠を全員で使います。研修の演習は、応答を短くさせる設定と、同時に動かすAIを1体までに絞った手順で作ってあります。研修の時間の外で長く使い続けることは控えてください。

事前セットアップで行うのは、Step 5のログインの確認までです。ログインできたら、Claudeに作業を頼まずに/exitで終了して構いません。利用量の見方は、Day1の最初に講師が見せます。

つまずいたとき

claudeというコマンドが見つかりません

パスがまだ効いていません。exitでUbuntuを抜けて開き直してください。それでも変わらないときは、全社手順のClaude Codeの節にある~/.bashrcへの追記を確かめます。

ログインのあと、組織や利用枠のエラーが出ます

研修用の組織への招待を承認していないか、別のアカウントでログインしています。Claude Codeの入力欄で/logoutと打ってからclaudeを起動し直し、招待を承認したアカウントでログインしてください。

ZIPのコピーで「そのようなファイルはありません」と出ます

ダウンロードの場所が既定と違うか、ファイル名が変わっています。次のコマンドで探せます。

Ubuntu のターミナル
ls /mnt/c/Users/*/Downloads/ | grep idcc

見つからないときは、エクスプローラーでZIPの場所を確かめます。C:\Users\yamada\Downloadsなら/mnt/c/Users/yamada/Downloadsと読み替えてください。

日本語のファイル名が記号の羅列になっています

Windowsのエクスプローラーで展開してからUbuntuへコピーすると起きます。rm -r ~/idcc-day1でいったん消し、Step 7のとおりUbuntuのターミナルでunzipを使って展開し直してください。文字が化けるときは、Step 4の文字コードの設定も確かめます。

ブラウザでlocalhost:8000が開きません

まず、ターミナルにServing HTTP on 0.0.0.0 port 8000が出ているかを見てください。出ているのに開かないときは、Ubuntuの別のターミナルでcurl -I http://localhost:8000/を打ちます。200 OKが返るなら、WindowsとWSLの間の通信の問題なので、当日の開始前にご相談ください。

ポート8000が使用中と出ます

前に動かしたpython3 -m http.serverが残っています。そのターミナルでCtrl+Cを押して止めてください。見つからないときは、python3 -m http.server 8001のように番号を変え、ブラウザでもhttp://localhost:8001/を開きます。

会社のPCで管理者権限がありません

研修で使うPCは、管理者権限のある共通ユーザーで準備していただく前提です。unzipの導入にsudoが要ります。導入できない場合は、研修事務局へご連絡ください。

詰まったところを問い合わせたい

次の2つのコマンドの出力を添えて、研修事務局へご連絡ください。どのStepで止まったかも書いてください。

Ubuntu のターミナル
claude doctor
locale

claude doctorは、Claude Codeの導入と設定の状態を診断します。出力にアカウントのメールアドレスが含まれる場合は、その行を消してから送ってください。